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化学変化

日々の出来事など
03 /11 2017
本日と明日12日は、再び陶芸家の山口善生さんの在廊日です。

先ほどは、開店準備をしながら、いろいろなお話を伺いました。

ワークショップの作品でも使う山口さん自作のケヤキ灰を使ったオリベ釉ですが、このケヤキ灰から灰汁を出すのには実に1カ月もの時間を要しているとのこと。浮いてくる灰汁を捨てて、また新しい水を入れるという作業を毎日繰り返し、水が澄むまで続けるそうです。これをしないと、焼成した時にブクブクと泡がたったようなものになってしまうとのこと。
また、このケヤキ灰には銅が入っていて、オリベ焼の緑色は緑青の緑ということです。そういえば先日別の仕事で子どもの科学の本をつくっていた時、「高岡大仏はなぜ緑?」というテーマのページがあったのですが、その時出てきた緑青がこちらでも・・・。なんと、世界は科学で満ち溢れているのだとしみじみ感じました。

先日たまたま訪れた雪の結晶で有名な中谷宇吉郎さんの記念館にはグリーンランド(だったと思う)の溶岩の固まったものと古備前焼が飾ってあり、色合いなどが似ているのは、焼成するときの温度が・・・云々、など、こちらも科学です。

山口さんによると、釉薬をつくる材料の石にふくまれている鉱物等の種類によって引き起こされる化学変化で、その時にしかできない作品ができあがったりするそう。まさに自然が起こす奇跡ですね。
それを引き出せるのが陶芸家のすごさなのだと思います。
山口さんは戸室石を使った釉薬の作品も多く手掛けておられますが、石を砕き、釉薬をつくり出すその手間暇というものは、並大抵のものではないようです。

お話聞かせていただくと、更に作品への理解が深まります。5567.jpg
※私の理解不足で間違っている部分があるかもしれません。ここに書いたことは、あくまで私が「ふんふん」と聞いて「そうなのか!」と思ったことを思い出しながら書いたものなので、記憶が~というのがあるかもです。ご了承くださいm(_ _"m)

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